【3ステップで簡単】墨が固まってこびり付いた硯(すずり)を綺麗にする方法
どうも、こんにちは!
堺で書道教室をやっております「アトリエ桔梗」と申します。
突然ですが、みなさま、すずりのお手入れしていますか?
私たちの教室では、大人になってから書道を始める方が多くいらっしゃいます。
久しぶりに昔の書道道具を引き出してみると、ものすごいことになっている場合も。。。
墨が固まった硯(すずり)の救済
というわけで今回は、墨がごっそりがっちりと固まった硯の救済方法をご紹介します。
今回のターゲットはこちら↓
がちがちに固まっております。もはや美しい曲線を描いています。
早速やっていきましょう!
すずり救済手順①:お湯を沸かす
墨に含まれる「にかわ」はお湯で固着力が弱まる性質がありますので、
お湯を作ります。
#熱湯はすずりが割れてしまう恐れがあるので、程々に。
すずり救済手順②:お湯につける
お湯が冷めるまで放置します。
すずり救済手順③:割り箸で優しくはがす
割り箸でぐっと押すと気持ちよくはがれてきます!
うまくいかない場合は、①、②を繰り返してみてください。
すると、どうでしょう。
まるで別物!!
今すぐにでも、墨を擦って書を楽しみたくなってきました。
書道道具の日々のお手入れを大切に
それにしても、ずいぶんと綺麗になるものですね。
よみがえった硯と一緒に、楽しい書道ライフを過ごしましょう!
一挙手一投足を丁寧に、扱う道具にやさしくあれば、素敵な作品を書けるような気がするんです。
以上、それではまた今度!